水質について
大型水棲有尾類に限った事ではないのですが、小型水棲有尾類や幼生に<ついても同様のことが言えると思います。
- 水質・水温
- pHは、7〜7.5位の中性から弱アルカリ性。
- 炭酸塩硬度KHは、2以上でほんの少し硬水のほうが結果がよいようです。
- 新しい水を好むので頻繁に水換えをした方がよい。
- 水温は、20度を保てば大丈夫です。
- 濾過細菌は使いましょう。
*弱アルカリ性・弱硬水を保つために海水用濾剤を使用します。また、地域の水道水がこの条件を満たすならば淡水用で十分です。
*水棲有尾類は魚と同じようなものなので、水道水のカルキ抜きはきちんと行いましょう。
*極端に水温を低くするとガラス面が水滴で水浸しになります。また、室温からそこまで冷やすのは不可能に近いです。なぜならばクーラーの廃熱が室内に溜まるので室温が上がってしまいます。
*水温が25度になってもすぐに死んだりはしませんが、強いエアレーションをした方が保ちます。
- 水質が悪化するとどうなる?
- 餌を食べなくなってきます。
- 皮膚粘膜が剥がれてきたり、カビが生えてきます。
- 死に至ります。
*一刻も早く水換えと濾剤の交換をします。一般的に、水換えと濾剤の交換は同時に行ってはいけないと言われていますが、濾剤が悪い場合はいくら水換えだけをしてもダメです。一緒に交換しても魚よりも水を汚しにくいので大丈夫です。
*水換えをするとすぐに糞をする事が多いです。大型になればなるほど大きな糞をするのでフィルターだけに頼ると一晩近くかかることもあります。面倒ですが、水換えをした方が水質を保てます。
- まとめ
- 中性から弱アルカリ性を維持する。
- 水換えを頻繁に行う。
- 水温は20度以下にする。
- 糞はこまめに取る。
ケージについて
給餌について
有尾類の飼育についてのページにもどる
両生類の飼育についてのページにもどる
INDEXページにもどる