ケージについて
大型水棲有尾類には、それなりの装置が必要になってきます。
- 用意するもの。
- 90cm以上の大型水槽
- 水槽用クーラー
- 濾過器(出来れば海水用濾剤の入ったパワーフィルター)
- 水温計
- ガラス蓋
*海水用濾剤を使う理由は、水質についてを見て下さい。
- ケージの特徴・加工
- 飼育は水深を浅くしますが、登って逃げ出す可能性があるので高さが45cmは欲しいです。
- アクリルの板厚は、5o以上です。
- クーラーの熱交換器を入れるための仕切を付ける。(水槽発注時に付けてもらう)この時にクリアランスを測っておかないと熱交換器が入らなくなるので注意して下さい。
*最近は、水槽用クーラーも小型の電子冷却式出てきたのでそれを使えば仕切板を付ける必要がないかもしれません。
| |
外観:特注1200o水槽 | 熱交換器用スペース |
水の流れは、左側から吸い上げフィルターを通り右側の熱交換器用スペースに戻します。そこで冷やされた水は、仕切り板をオーバーフローして水槽本体(飼育スペース)に落ちます。飼育スペースの水深は、10〜15cmといったところ。
砂利は汚れが溜まり易すく、病気が発生し易いので使いません。また、シェルターとして素焼きの土管を入れておけばようでしょう。ヘルベンダーは、大きさの割に体が柔らかくかなり小さな予想以上に小さい管にも入ります。
水槽を2つ使ったオーバーフローシステムもありますが、水量が多くなるので冷却には向きません。コストも高いので必要ないと考えています。
照明は、あっても構わないですが、基本的に暗がりが好きな連中なので必要はありません。使う場合はきちんと夜には消しましょう。
水質について
給餌について
大型水棲有尾類の飼育についてのページにもどる
有尾類の飼育についてのページにもどる
両生類の飼育についてのページにもどる
INDEXページにもどる