1年目の幼体一般的なカラー
撮影:佐久間 聡

白が多く出た珍しい変異個体

赤が多く出た珍しい変異個体(撮影協力:佐久間 聡)

和名:オキナワシリケンイモリ


学名:Cynops ensicauda popei

分布
沖縄島、渡嘉敷島
生態
平地から山地にかけて分布し、水のきれいな池、水田、側溝、森林、林道の水たまりなどいたるところに住んでいます。繁殖期は、1月下旬〜7月頃ですが、浅い水たまりに産卵します。
全長
オス:100〜120mm
メス:120〜150mm

解説
 オキナワシリケンイモリは、アカハライモリの近縁種で南西諸島に住んでいます。
 本種は、基亜種のアマミシリケンイモリ(Cynops ensicauda ensicauda)と正式に分類されました。
 産卵行動は、アカハライモリと同じですが、水際の苔の上にも産卵します。
 体の特徴は、尾がアカハライモリに比べて細長く、体背面に斑紋が入る個体が多いですが、入らない個体もいます。また、腹面は、指の先までオレンジ色です。 
コメント
 この種も良くペットショップで売られているのを見かけます。飼育もアカハライモリと同様に簡単です。
 一番上の画像は、極めて白い斑紋が多く出た個体で、ほとんど見かけられないと思います。一般的には下の画像にあるように、少し斑紋があるかほとんど無い個体が多いです。
 このページに資料を提供していただいた佐久間 聡さんに感謝をいたします。また、佐久間さんにメールを送りたい人は、delias@ss.iij4u.or.jpにお願いします。

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