成体幼体
沖縄島産 (撮影:佐久間 聡)

和名:ホルストガエル

英名:Holst's Frog
学名:Babina holsti
(「ホルスト氏のカエル」の意味)

分布
沖縄島、渡嘉敷島
生態
主に山地にに住んでいます。繁殖期は、4月下旬から9月下旬で、山地渓流源流部の浅い流れ、池、湿地、林道の水たまりの周辺に、オットンガエルと同じように、水辺の砂利を内径30cm位の丸い穴を堀って周囲に土手を作り、その中に産卵します。
体長
成体オス:100-124(平均107)mm
成体メス:103-119(平均115)mm
鳴き声
グゥ、ゴォン
解説
沖縄群島の固有種で、前述のオットンガエルと共にバビナ属に含まれます。
形態、生態などオットンガエルに大変よく似ています。オットンガエルとの違いは、イボが少なく体が若干小さめで、やや細身です。また、やはり前足には、5本の指があります。
コメント
大きな餌が好みなようで、時には小さな蛇も食べるそうです。まるで、ツノガエルのようですね・・・
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