アズマヒキガエルの産卵期


山間の休耕田にて

3月下旬、ここは東京都西多摩郡日の出町にある有名な谷戸田(横沢入り)、開発の手が入る前にと思い撮影してきました。
目覚めたばかりの雌
休耕田のあちこちで、クックックックッ鳴き声が聞こえています。しかし、どうも鳴き方が違うようです。雄ガエルが、雌と間違えて別の雄ガエルに包接しようとして、違うよ!のリリースコールのようです。
水中で雌を待つ雄
水辺に目を向けると、これから産卵を迎える雄達が、雌が来るのをじっと水中で待っています。
ヒキガエルが水中にいるのを見るのは、産卵期だけです。
オッ! なんか動いたぞ下から別の雄が出てきました。
カエルの周りには、すでに産み出されたひも状の卵塊が見えます。こんなに水が少ないところで大丈夫なのだろうか?
こんなに沢山の卵塊がありました。
こんなに沢山の卵でも、成体になれるのはほんの一部です。厳しい世界ですね。
来年もまた、この光景が見られたらイイな・・・

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