Powder BlueLorenzo(撮影:岡田 省吾)
その他のタイプ

和名:アイゾメヤドクガエル

英名:Dyeing Poison Frog
学名:Dendrobates tinctorius

分布
ギアナ、スリナム、ブラジルの一部
生態
地上棲で林床に多く見られます。幼生は雑食性。
体長
34-60mm

解説
200年以上前に初めてヨーロッパに知られたヤドクガエルです。
色彩パターンは変化に富んでいます。最も一般的なのは、黄色と黒の体にコバルトヤドクガエルのような色の腹面と足をもつものです。しかし、このパターンにも様々な変化があり、それぞれに名前が付いています。
写真のLorenzoは、非常に珍しいタイプです。
コメント
沢山のパターンがあり、コレクトするのも面白いと思います。
輸入されてくるものは、大部分が繁殖ものですが、スリナムからの採集個体もいます。
ヤドクガエルの仲間で最大種のため、餌も小さなコオロギも食べることが出来ます。しかし、餌を捕ろうとして舌を伸ばすのですが、上手く餌をとれない個体も多くいます。これは、未確認ですがある種のビタミン不足が原因で起こるものだと考えられます。写真の個体も、入手当時はそうでしたが、毎日ビタミン剤とカルシウム剤を入れた容器にコオロギを入れ、容器の中で摂食させていたところ現在は治りました。これは、コオロギが食べられなくても周りが薬剤だらけなので、直接舌に付き摂取されたものと考えられます。
このページに資料を提供していただいた岡田 省吾さんに感謝をいたします。また、岡田さんにメールを送りたい人は、syougo@jd5.so-net.ne.jpにお願いします。

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